マジカルバケーションというゲームがあって、これ隠れた良ゲーなんです。
第2作は微妙(妹が言ってた)らしいんですが、第1作が名作です。
1作目はこれ↓
2作目はこれ↓
今日はこのマジカルバケーションとはどんなゲームなのかを紹介していきます。
WiiUでリメイクされています↓
マジカルバケーションってどんなゲーム?魔法学校の生徒が遠足の途中で異世界に飛ばされるストーリー。
まずはマジカルバケーションとはどのようなゲームなのかという話を簡単にします。
マジカルバケーションはGBA用のRPGゲーム。
特に何かのスピンオフとかではなく、唐突にスタートしたノンジャンルのRPGゲームとなります。
ストーリーとしては、魔法学校の生徒が遠足中にバスごと異世界に飛ばされ、散り散りになったクラスメイトを探しつつ世界の秘密に迫っていく・・・みたいな感じ。
異世界転生ものかと思いきや、元々が魔法学校!という点に意外性がありますね。
そのまま
- 物質のプレーン(←元居た世界)
- 光のプレーン
- 闇のプレーン
- 死のプレーン
と色々な「プレーン(平行世界)」を旅していきます。
ストーリーとしては「デビチル白の書」とか、小説で言うと「ファウスト」とかに近いですね。
しかもただ集めていくだけでなく、その中でドラマがあったり、敵方も一枚岩ではなかったり、秘密を知っていそうな生徒とそうじゃない生徒がいたりと、わりとストーリーも面白いです。
生徒たちを襲った謎の生物ユニグマとは?
マジカルバケーションのゲームシステムは?ちょっと特殊なRPGです。
このマジカルバケーションのゲームシステムはターン制のRPGなんですが、このシステムがちょっと特殊です。
というのは、フィールドに精霊を集めることで攻撃力が倍々で増えていくというもの。
精霊を貯める→攻撃する
みたいなステップを行うことで効果的なアタックが可能となります。
※属性攻撃をするとその属性の精霊が溜まり、1匹なら2倍・・2匹で4倍というように増えていく。
何ならタイプによっては倍にしないとまるでダメージが入らない属性とかもあって、わりと戦略に幅アリです。
・・・しかも精霊と契約した数によって最大呼び出し可能数とかが変わってきてその辺のやり込みも多彩です。
属性は全部で16種類もあり、なんも知らない状態でいきなり選ばされます。
◆属性まとめ
「火」「風」「毒」「美」「刃」「音」「石」「虫」「木」「獣」「水」「雷」「古」「闇」「光」「愛」
・・光↔闇、愛は独立であとの14種は大きく得意・苦手の円を描いていたはず。(数が多いので弱点を突くのはわりと難しい)
マジカルバケーションの魅力・面白い点まとめ。
個人的にマジカルバケーションでおもしろいなと思う点をいくつか紹介します。
ポーションではなくカエルグミ
まず一つ目がアイテムの独特さ。RPGだとやくそうとかポーションが回復アイテムの定番ですが、マジカルバケーションはこの辺の回復グッズも一味違います。
これです↓
カエルグミ+ミミズグミ・・・。これがHPおよびMPの回復役となります。
で、生きものなのでフィールドで捕まえる必要があったりします。
・・・同時期に世界中で流行したハリーポッターを意識した世界観なのかもしれない。
文鳥のチュン!!ジュイ!!!
続いては文鳥。これは全然本筋と関係ないのですが個人的に印象深いのでもってきました。
マジカルバケーションの世界には文鳥がいて、こいつらが道をふさいでいるのですが、これがちょっと変わった鳴き声です。
チュンとジュイ・・・!
この2つを使い分けることで文鳥を移動させるんですが、これは文鳥に詳しいキャラがいないと動けない。
チュン!!!ジュイ!!!!
ってめっちゃドヤ顔で主張してくる文鳥、一回見ると10年はアタマから離れません。
マジカルバケーションの難易度は?タイプ選択とボス・ケルレンドゥが強すぎる
マジカルバケーションの難易度は意外と高いです。
というのは、
- 序盤のタイプ選択による有利不利の影響がデカい
- 終盤のボス・ケルレンドゥが強すぎる
の2点。
それぞれ解説します。
タイプ選択が重要
まず一つ目の難しいポイントは、主人公のタイプ選択です。
マジカルバケーションでは主人公のタイプを10種類以上から選べるんですが、この選択が意外にも重要・・・。
火の魔法
引用元:Wikiより
攻撃範囲はやや狭いが攻撃力が高く、この二つのバランスに優れる。
風の魔法
攻撃範囲が広く、味方の速さを上げる補助魔法もある。
毒の魔法
威力は高くないが、敵を毒状態にできる。
美の魔法
単体攻撃しかできないが、敵を麻痺させられる。
刃の魔法
前列への単体攻撃しかできないが、威力は非常に高い。
音の魔法
敵を眠らせることができ、味方の精神を上げる補助魔法もある。
石の魔法
威力は比較的高く、味方の守りを上げる補助魔法もある。
虫の魔法
単体攻撃しかできないが、敵の力を下げられる。
木の魔法
威力は高くないが、敵の精神を下げられる。
獣の魔法
単体攻撃主体で、味方の力を上げる補助魔法もある。
水の魔法
攻撃範囲が広く、敵の守りを下げられる。
雷の魔法
攻撃範囲はやや広めで、敵をマヒ状態にできる。
古の魔法
攻撃範囲はやや広めで、敵の速さを下げられる。
闇の魔法
攻撃範囲も攻撃力も優秀で、敵のMPを吸収できる。
光の魔法
攻撃範囲と攻撃力が比例しており、敵をブラインド状態にできる。
愛の魔法
回復魔法主体で攻撃魔法は一切ない。味方のMP回復率を上げる補助魔法もある。
上級者向けのタイプを選んでしまうと、ポケモンの最初の三匹でヒトカゲを選んだ場合の比じゃない苦境に立たされます。
具体的に何がきついかというと、コンボにしないとダメージが1しか入らないタイプがあったり、広範囲攻撃がなくてストーリー上ボスが攻撃できないことがある点。
例えば水タイプなどの広範囲攻撃の場合、デフォルトの攻撃力が低すぎるのでコンボを作れる仲間が来るまではかなりきついです。
- 「美」「刃」「虫」は広範囲を攻撃する魔法がない
- 「水」「木」「風」は攻撃力が低い
⇧この辺はわりとトラップ。
・・・まあ、自分は水を選びましたね!
壁ボス・ケルレンドゥ
もう一つの難しいポイントが死のプレートという最終ステージで出てくるボス・ケルレンドゥです。
このボス、ふつうにステータス的に強いのもあるんですが、配置がえぐいんです。
こんな感じで、闇落ちした主人公のクラスメイトを盾にしていて、前にいるクラスメイトを倒さずに、後ろにいるボスのみを仕留めなくてはならない・・・!
これにより、攻撃力は高いが前衛しか攻撃できない刃属性とか、全体攻撃になってしまう水属性とかが無力化されてしまいめっちゃ難しいです。
マジカルバケーションのリメイク情報!Switchなし、WiiUありなので是非どうぞ!
マジカルバケーションはちょっと斬新ですが、かなり面白いゲームであると言えます。
GBAからWiiUのバーチャルコンソールにも移植されているのでぜひプレイしてみてください。
(Switch版はありませんでした。2022/01現在)
ではまた。良いゲームライフを!
VBA版↓
WiiU版↓
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