本記事では「幻想水滸伝2」のリメイク情報を解説します。
結論としてはリメイク作品は出ていません。
◆最新情報
東京ゲームショウ2022にて、幻想水滸伝1、2のリマスター版が発表!「幻想水滸伝 門の紋章戦争 デュナン統一戦争」となる模様
原作↓
幻想水滸伝2とは?
まずは幻想水滸伝2とはの概要を紹介します。
概要
タイトル | 幻想水滸伝2 |
ジャンル | RPG |
人数 | 1人用 |
ハード | PS1 |
概要について聞いてみました。
ざっくりまとめ
- 概要:難易度の低いJRPG
- システム:前作の正当続編
- 前作との違い:
・紋章が最大3つや出せるようになった
・戦争イベントが簡易の戦略シミュレーションになった - シリーズ他作品との違い:シリーズ各作品は5以外全部システムが違う
全員分↓
幻想水滸伝シリーズは水滸伝をもとに創られたゲームです。宿星である108星(人)の仲間達と関わってストーリーを動かしていきます。基本108人を仲間にしないとハッピーエンドにはたどり着けません。あとセリフに声はついていません。
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“RPGが不足していたプレイステーション初期にコナミが投じた大作が幻想水滸伝でした。108人を仲間にできるという壮大なスケールが支持されました。
1との違いとして、戦争システムが、戦略シミュレーションRPGのようなマス移動を行う本格的なものに進化しています。”
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「27の真の紋章」に導かれ、国家の命運を左右する壮大なストーリーの中、108人の仲間を集め、本拠地を充実させながらストーリーを進めていく、というのはシリーズ共通のシステムです。本作では料理や交易といったオマケ要素も充実。シュミレーションゲームのような、本格的戦争イベントも、前作からの進化点です。Ⅲ以降は3Dでキャラクターが表現されるようになりましたが、Ⅱでの生き生きとした丁寧なドット絵も素晴らしいです。
ストーリー
ストーリーについて教えてください。
ざっくり言うと
無実の罪で祖国を追われた主人公が、敵国に渡り、仲間を集めて祖国を討つ大河ドラマ。
です。
全員分↓
ハイランド王国と都市同盟との戦の最中、自国に裏切られた少年兵の主人公とその幼馴染のジョウイの二人がそれぞれのやり方でこの戦争を終わらせようと奮闘する話。
27の真の紋章・始まりの紋章をわけた紋章、輝く盾の紋章と黒き刃の紋章をお互いが持ち戦場を駆け抜ける。
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“本作は、主人公と親友のジョウイ、そして義姉のナナミの関係が中核になっています。
ジョウイ率いる王国軍との避けられない戦争へと巻き込まれていきます。
主人公に集っていく「108星」には前作から引き続き登場するキャラクターもいます。”
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ハイランド王国の田舎町で育った主人公と義姉ナナミ、そして親友のジョウイ。ハイランドの少年兵となった主人公とジョウイだが、とあるきっかけで「27の真の紋章」のうちの、「輝く盾の紋章」を主人公が、「黒き刃の紋章」をジョウイがその身に宿すこととなる。国を追われた二人は、ナナミと共に隣国のジョウストン都市同盟へ逃れるが、やがてハイランドと都市同盟、二国間の争いの中心に立つことになってゆく……
面白いところは?
面白い点を教えてください。
- 108人仲間集めなきゃいけないので一人でも仲間に出来ないとハッピーエンドにはたどり着けないので大変なのですが、様々な個性的なキャラが仲間になるのでコレクター心をくすぐられるところが面白いです。登場キャラが多いので推しもできます!
- “108星を全員揃えなくてもクリアはできるのですが、揃えることで悲しい結末を避けることもできます。
- そのifを物語内で実現させていることや、1のシステムが進化していることによるゲームとしての安定感から、本作をシリーズの代表作と捉えている人も少なくないと思います。”
- 仲間のフルコンプそれから仲間同士の掛け合いが面白かった印象がある昔のゲームなので大してボリュームはなかったのだが
- 時に楽しく、時に心を締め付けるような素晴らしいストーリーと、個性豊かな数多いキャラクターです。宿星のないキャラを含めれば、味方だけでも108人以上。敵方も合わせれば、絶対にお気に入りキャラが見つかります。武器を鍛えたり宿す紋章を工夫するなどすれば、どんなサブキャラでもラスボスまで連れて行けるバランスになっています。
- “ベストエンディングが泣ける点
- 総勢108人にものぼる、個性的なキャラクターを仲間にできる点
- 難易度が低くゲーム初心者でも難なくクリアできる点(但し、特定の中ボスを除く)
- BGMが良い点”
つまらない点は?
逆にここはイマイチだなと思うところをあげて下さい。
- 幻想水滸伝4以降はセリフに声がついたので声優さんを期待してるとガッカリするかもしれないです。攻略はその時その時に仲間に出来るキャラを仲間にしておかないと仲間になってくれる期限があるので後悔することになると思います。セーブはこまめに違う箇所にたくさんとっておいたほうがいいと思います。
- “108星全員を仲間にするのはどうしても作業になってしまうので、フラグ立てなど面倒ではありました。
- ただ、揃えたときの本拠地の壮観さは相当なものです。”
- 仲間の掛け合いがあるにはあるがまあ少ない。この当時のゲーム容量からすれば仕方がないのであるがそこはちょっと残念。
- オマケ要素も含めて、全てを楽しめました。108人の仲間の中には、集めるのにかなり難しい条件がある者も。全員集めてクリアしたければ、攻略サイトは必須だと思います。
- つまらない点:戦争イベント時の部隊編成の自由度が低い点。また、高難易度モードなど、やり込み要素が少ない点。
印象に残っているシーンは?
それぞれのファンに印象深いシーンを伺いました。
私が中学生の時、兄がプレイしてるのを見て何だこれ?と思いました。当時4等身くらいあるキャラを動かすゲームはまれだったし、キャラクターデザインの石川史さんのイラストに一目ぼれしまして見事ハマってしまいました。イベントにも行ったことがあります。
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“義姉のナナミは常に主人公を想いながら共に行動しますが、望んで戦争に参加しているわけではありません。
そのナナミがついに自分の気持ちを爆発させ、主人公を説得してすべてを投げ出して逃走するイベントがあります。
ゲームはそのまま終わってしまいます。当然これはトゥルーエンドではないのですが、リアルタイムでプレイしたときの衝撃は強烈でした。”
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仲間を全員入れるため何度かやり直したこと。強い仲間じゃないとクリアできなかったような気がするので仲間集めが大変だったイメージしかない
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ハイランドの狂皇子、ルカ・ブライトの恐ろしさは忘れられません。あと、ストーリー途中に、心身を削ってきた主人公が、責任を投げ出して逃げてしまう特殊エンディングがあること。
逃亡ルートから本線に戻ることも出来ますが、その際には仲間の1人が犠牲に…。これも印象に残る、ほろ苦いシナリオでした。
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決別した親友と約束の地で一騎討ちをするが、主人公が相手を倒さない場合に発生するベストエンディングがJRPG史上に残る名場面です!
好きなキャラ教えて
最も好きなキャラを伺いました。
- クラウス・ウィンダミア。敵キャラなんですが108星の一人で仲間になってくれるところに感動しました。癒し系な雰囲気とあの話し方が好きでした。
- ナナミが好きでした。正直人によっては鬱陶しいくらいに過保護なキャラですが、彼女なくして2の世界は成り立たないと思います。
- 赤い棒を持った主人公しかイメージがない仲間が多い分他の仲間は印象が薄い
- ジョウイ。主人公とは相容れない道を選びますが、心の底に優しさを持ったまま、覚悟を持って己の理想を全うしようとする所に惹かれます。
- 魅力的なキャラクターが多すぎて迷いますが、幻想水滸伝シリーズをⅢまでプレイする前提として、「ルック」を推します。理由は、シリーズ中で最も葛藤を抱えた人物だからです。
幻想水滸伝2の続編・リメイク情報
続いてリメイク情報です。
リメイク作品
リメイク作品はありません。
しかし1,2の合併移植版がPSPにて出ています。
また、2022年の東京ゲームショウで1、2のHDリマスター版「幻想水滸伝 門の紋章戦争 デュナン統一戦争」が発表されました。
詳細は不明。
原作↓
移植版↓
リメイクで変わった点
もし今後リメイクがあるとしたら所望する点ありますか?あるいは変更があった点。
このゲームは数少ない「ハードまたぎ」のデータ引き継ぎ(1→2→3)に対応している作品ですが、PSPのリメイク版などでは仕様が異なります。
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PSPへの移植版は、「幻想水滸伝Ⅰ&Ⅱ」として、ストーリー上も関わりの大きい前作とセットになっています。ぜひ合わせてプレイしてみてください。
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移植版での違い:PSP移植版は、序盤でロックアックス方面へ抜ける裏技が修正されて使えません。また、全滅時のアイテム復活の小技も使えません。
シリーズ続編、関連作品など
シリーズ続編は5まで出ています。
その他の関連作品はこんな感じ↓
- 幻想水滸伝カードストーリーズ、幻想水滸外伝vol.1幻想水滸外伝vol.2など
- ナンバリングタイトルが5まで。さらに、幻想水滸外伝(PS)や、ティアクライス(DS)などがあります。
- 幻想水滸伝シリーズは無印~Ⅴまでの5作品の他、別の世界観の新章作品として「ティアクライス」「紡がれし百年の時」が出ています。幻想水滸伝Ⅱの関連作としては、ビジュアルノベル形式の「幻想水滸外伝」が2本と、カードバトルの「幻想水滸伝カードストーリーズ」が出ています。
- シリーズ関連作品:幻想水滸伝ティアクライシス、幻想水滸伝紡がれし百年の時
シリーズ1and2
シリーズ3(PS2)
シリーズ4(PS2)
シリーズ5(PS2)
幻想水滸伝2と似た作品、併せてオススメなゲームは?
最後にそのゲームに似た作品をいくつか紹介します!
1.幻想水滸外伝
幻想水滸外伝vol.1とvol.2。幻想水滸伝2の世界じゃ語られなかった裏側を見れるのでおススメです。
2.アーク・ザ・ラッド
“同じ時期の大作であるアーク・ザ・ラッドとアーク・ザ・ラッド2をおすすめします。
ゲームとしては何の関連もありませんが、「行くぜ100万台!」とか言ってたころのプレイステーションの空気が味わえると思います。”
3.ラジアータストーリー
これもかなり古いがラジアータストーリーが同じように仲間を集めて進めていくゲームだったので面白いと思う。
4.ファイアーエムブレム
任天堂のファイアーエムブレムシリーズがおすすめです。個性豊かな数多いキャラクターと、戦争をテーマとした壮大なストーリーに、通じるものを感じます。幻想水滸伝、幻想水滸伝Ⅱの村山ディレクターインタビューでも、ファイアーエムブレムシリーズからの影響を言及しています。
5.ドラクエ5
“ストーリーを楽しみたい人にはドラゴンクエストV
仲間集めが好きな人、部隊編成が好きな人にはオウガバトル64″
ぜひプレイしてみましょう!
ではまた。良いゲーマーズライフを!
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