ゆめにっきみたいなゲームを紹介します。
- 似ているやつを探していたんだよなぁ・・。
- 新作が出るまでの繋ぎにしたい!
という人は参考にしてください。
ゆめにっきとはどんなゲーム?
まずはゆめにっきについて簡単に解説します。
項目 | 内容 |
---|---|
タイトル | ゆめにっき |
メーカー | ききやま(個人) |
発売年 | 2004年 (2018にリメイクの『YUMENIKKI -DREAM DIARY-』も出た) |
ジャンル | アドベンチャー、ホラー |
ハード | PC、スマホ |
ゆめにっきとは、以下のようなゲームです。
主人公が頓珍漢な夢の中を旅をするゲーム。夢の中では「エフェクト」と呼ばれる装備のようなものを集めていくのが目的となる。テキストはほぼ存在せず不気味で不思議な世界観を楽しむ「雰囲気ゲー」として有名である。
一人の女の子が眠った先の、不気味で不思議、抽象的な世界を巡るゲームです。悪夢と言ってしまえば単純ですが、どことなく出てくるキャラクターや場面、それぞれの対処方法に一人の人間の心理状態を感じて、深読みや考察をしてしまうことで自分の中で作品が完成するような、非常に感受性を揺さぶられる作風です。小説版やリメイクも出ていますが、元祖の2D板は無機質さ、ドット故の場面ごとのカラーリングの統一感など、場面の印象が強く残ります。また自分で動かないとエンディングが迎えられないので、余計に全体を通して考えさせられる展開になっている構成は中々他では見ません。プレイヤーという存在がいるゲームという媒体を強く生かした作品だと思います。
ゆめにっきみたいなゲームのおすすめまとめ!似た名作はこれだ!
本題に入り、ゆめにっきと似ているゲームのおすすめを紹介します。
ICOシリーズ
まずはICOシリーズです。
概要は以下の通り。
ゲーム内容に説明がなく、プレーヤーの解釈で話が完結する点が類似点です。ゆめにっきよりストーリー性が高く、アクション性を楽しめるのはICO。シリーズもあり、世界観も荒廃していて美しいので、考察が好きな人にはおすすめです。
ゆめにっきとの違い、そのゲームならではの面白い点はこちら。
キャラクターの役割があり、人間心理というよりは、より一つの歴史や文化を見て考えさせられるという点は大きく違います。世界観が美しく、どうにもならないやるせなさ、悲しさを心に残す作風です。
さらに思い出を伺いました。
学生時代に、いわゆるエンタメ性やアクション性を押し出した作品にしか触れていない中、話題になっていた当該作に手を出して衝撃を受けました。小説家志望だったので、文章でなくても絵画や文学に近い受け取りをする作品をゲームで作る事が出来るのだな、と非常に感銘を受けた覚えがあります。
リトルナイトメア
続いてはリトルナイトメアです。
概要は以下の通り。
アクション性は高いですが、人の心理状態が状況や場面に反映されているように感じる点は近いです。
ゆめにっきとの違い、そのゲームならではの面白い点はこちら。
キャラクターの仕草の可愛らしさ、ビジュアルデザインが高いので、不気味や意味のわからなさより、暗さ、陰鬱さが好きな人にとっては魅力的なステージが多いです。操作性は3D操作なのでやりやすいです。
さらに思い出を伺いました。
自分なりに解釈しながら、主人公の性別や家族関係など推測しながら進めていました。某実況動画で心理学の先生が考察しているのを改めて見て考えたり、色々な人の考察や解釈を覗きながら、何度も咀嚼して楽しめる作品でした。
LIMBO
続いてはLIMBOです。
概要は以下の通り。
説明なく始まり、台詞も一切なく、そして説明なく終わるけど、タイトルからして鬱展開でしかないことが推測されるところが似てます。
ゆめにっきとの違い、そのゲームならではの魅力は以下の通り。
白黒のビジュアルで横スクロール方式ですが、結構ゲームの難易度自体は難しくて夢中で操作してしまいます。
印象に残っているエピソードはこちら。
操作を誤るたびに、主人公がえげつなく死んでいく姿を見て、暗い気持ちにシンクロしながら楽しんでプレイしました。序盤をしっかり覚えておかないと、操作に必死でエンディングの意味を理解しきれないかもしれないので、周回プレイしても良いと思います
OMORI
続いてはOMORIです。
概要は以下の通り。
引きこもりの主人公であるオモリ、サニーを操作するホラーRPGゲーム。夢の中ではオモリを、現実世界ではサニーを操作する。夢と現実を冒険していくことで主人公や周りの友人達の過去が明らかになっていく。夢の中を冒険するという点、夢の中の雰囲気やグラフィック(ドット絵)の雰囲気などが全体的に似ていると感じた。
ゆめにっきとの違い、そのゲームならではの面白い点はこちら。
RPGということで戦闘する場面があるという点が元ゲームとは異なる。また、そのシステムが従来のRPGに無いような要素が組み込まれており、このゲームならではの面白さだと思う。このゲームの戦闘では「感情」という要素があり、感情によってステータスの変化や弱点の変化が現れるようになっている。プレイヤーは敵を特定の感情に変化させたり、逆に味方キャラクターを特定の感情に変化させながら戦闘を有利に進めていく必要がある。このシステムはとても独特で面白いと感じた。
さらに思い出を伺いました。
ゆめにっきよりかなり後に出た作品なので、このOMORIをプレイした時、その雰囲気からゆめにっきを強く思い出した記憶がとても印象に残っている。それほど夢の中の世界観が印象的であるということだ。今どきでは3Dの美麗なグラフィックのゲームが主流になりつつある中、ドット絵の昔懐かしい雰囲気で不思議な世界観を旅することが出来たのがとても楽しく感じた。
MOTHER3
続いてはMOTHER3です。
概要は以下の通り。
場所も時代も全てが謎に包まれた「ノーウェア島」で主人公のリュカとその家族を中心に巻き起こる奇妙で少し切ない出来事を描いたRPG作品である。ドット絵の雰囲気が非常に似ていて、またこの作品の途中で見られる不気味なシーンの雰囲気が元ゲームと似ていると感じた。
ゆめにっきとの違い、そのゲームならではの面白い点はこちら。
RPG作品なので戦闘があるという点、夢ではなく現実世界で起こる悲しい出来事が描かれているという点が元ゲームとは異なる点だと思う。このゲームはテキストをキャッチコピーライターの糸井重里さんが担当しているため、他のゲームでは見られないような独特なテキストが見られたり、思わずクスッと笑ってしまうようなテキストが見られる点がこのゲームならではの要素だと思う。
さらに思い出を伺いました。
このゲームは章仕立てでストーリーが進んでいくが、1章の時点で強烈な事件が描かれていてとても驚いた記憶がある。最終章では涙をたくさん流してしまうほど感動した思い出があり、ゲームで始めて泣いた作品でもある。
OneShot
続いてはOneShotです。
概要は以下の通り。
プレイヤー自身と主人公が第四の壁を超えてやり取りをしながら進んでいくパズルアドベンチャーゲームである。ドット絵の雰囲気や、主人公が冒険する舞台の雰囲気が似ていると感じた。
ゆめにっきとの違い、そのゲームならではの魅力は以下の通り。
パズルアドベンチャーということで至るところでパズルや謎解きをさせられるという点が元ゲームと大きく異なる。このゲームは主人公がプレイヤー自身に語りかけてくる描写があったり、ゲーム内ではなくPCのフォルダやデスクトップをいじるシーンがあったりと第四の壁を超えたインタラクティブな演出が特徴的で面白い要素である。
印象に残っているエピソードはこちら。
第四の壁を超えてくるメタフィクション的な要素が特徴的なゲームは他にも存在するが、このゲームはその要素がとても顕著に現れていて、ゲームウィンドウを飛び出してくる演出がとても印象的で記憶に残っている。
まとめ
以上がゆめにっきみたいなゲームのおすすめでした。
まとめると以下の通りです。
ぜひプレイしてみてください。ではまた。良いゲーマーズライフを!
コメント