本記事ではSFCゲームの名作「ファイアーエムブレム トラキア776」のリメイク情報を解説します。
結論としてはリメイク作品は出ていません。(VC版はあり)
原作(SFC)↓
VC移植版(WiiU)↓
シリーズ最新↓
2023.1.20にSwitchにてシリーズ最新作「Fire Emblem Engage Elyos Collection(ファイアーエムブレム エンゲージ エリオス コレクション) 」が発売予定!!!
>>ファイアーエンブレム(FE)シリーズの一覧と新作リメイク情報まとめ!手強いアドベンチャーは続く
ファイアーエムブレム トラキア776とは?
まずは「ファイアーエムブレム トラキア776」とはの概要を紹介します。
概要
タイトル | ファイアーエムブレム トラキア776 |
ジャンル | RPG |
人数 | 1人用 |
ハード | SFC |
概要について聞いてみました。
いわゆる戦略シミュレーション、
将棋盤の駒を動かす感覚でキャラクタを操作し、
マップごとの勝利(クリア)条件を満たすことを目指すゲームです。
シリーズ作ですが、最も難易度が高いことで知られています。
シミュレーションRPGで戦闘では一部のキャラクターは武器等を敵から奪うこともでき、体格システムで敵や味方を担ぐこともできる。
敵味方に別れ、ターン制で戦う戦略シュミレーションRPGとなっています。高い戦略が必要なものとなります。
戦略シュミレーション型のRPGであり、戦闘システムがファイアーエムブレム特有の武器で命中率などが変わるゲームです!
前作『ファイアーエムブレム ~聖戦の系譜~』に登場した、レンスター王国の王子・リーフを主人公に据えたスピンオフ的作品です。
基本的な戦闘システムは独自要素の強かった『聖戦の系譜』よりも、『紋章の謎』など従来のFEの戦闘システムに近い印象。
ただし「疲労」「体格」「行動」「捕らえる」というシステムがあり、この特徴的なシステムが『トラキア』を他のFEとは一線を画す作品に仕上げています。
・・・FEシリーズならではのタクティクスRPGですね。
ストーリー
ストーリーについて教えてください。
トラキア半島北部、レンスター王国の王子リーフは、
トラキア半島南部、トラキア王国の策略により父キュアンを遠征先で失い、国もまた滅ぼされた。
騎士キュアンに連れられ、落ち延びた先のフィアナ村に落ち着いたリーフは、そこで15歳まで成長できたが、ついにそこにも敵国の手が迫り、戦いを余儀なくされるところから物語は始まる。
トラキア王国の王子リーフが家臣とともに故国奪還をし、マンスター地方の統一を目指す
別シリーズ「聖戦の系譜」に系譜したサブキャラクターを今回の主役にし、聖戦の系譜では語られることのなかったリーフ王子大成の物語をたどっていきます。
“ある王子が仲間達と国を救う王道のストーリーとなっています。
王子については、聖戦の系譜に出てくる、あるキャラクターの息子となっており、楽しめるストーリーです。”
大雑把にまとめると、『聖戦の系譜』作中の展開で国を失ったリーフが、レンスター王国復興を目指して挙兵~『聖戦の系譜』で主人公・セリスと合流するまでの空白部分。王道FEの「世界を平和に導く戦い」規模ではなく、宿敵・トラバントとの戦い&実姉・アルテナとの再会も『聖戦の系譜』に含まれているので、挙兵から北トラキア地方解放までの一地方の歴史を、ギュッと濃縮したストーリーという印象。
面白いところは?
面白い点を教えてください。
とにかく不自由さ、理不尽さを楽しむゲーム。
味方は寄せ集めで弱く、お金もないので武器は敵から奪う。
かといって味方が死んだら生き返らないので、
常に緊張感がある。
主人公なのに下手したら追い剥ぎみたいになってしまう戦闘システム。ストーリーの進めかたによって加入する仲間が変わるところ
高い戦略性が必須とされる骨太な難易度はきつい反面、面白い点となりました。それまでには無かった敵を捕虜にして運ぶ。捕虜から武器を調達するという新たな戦略が展開できる点が魅力でした。
まず、難しいのが一番おもしろいと言えます。難しさゆえにどのようにしてクリアーするかがポイントだと言えます。
『亡国の王子』という立場からスタートするので、リアルに金銭面が厳しい
その金銭面の厳しさが「お金が無くて武器が買えない!」⇒「「捕らえる」「盗む」からの敵の武器を強奪!」というシステムに活かされているのが面白い。後、勝利条件が「離脱」だった場合、リーフが先に離脱するとマップに残ったメンバーが捕虜になってしまう(結果、王子なのにいつも最後に脱出)なども、システムとシナリオと現実が上手く融合していて良かった。
・・・亡国の王子だからお金が厳しいは草
つまらない点は?
逆にここはイマイチだなと思うところをあげて下さい。
前作にあった結婚システムが無くなったこと。使いたいキャラクターが同時に仲間にならない事
かなり敵軍勢が優遇されたステージもあります。向こう側がチート級の魔法を使ってくる場合にはつまらないとも思えました。
特にはありませんが、やはり難しいので諦めがちになりやすく、クリアーをしない方も出てくると思います。
つまらないというか・・・画面真っ暗な「索敵マップ」、失敗する可能性がある「回復の杖」はキツイかな。リアルさの追求がFEの中でも『史上最高難易度』『高難易度ゲーム』と語り継がれる一因かと。
不自由を楽しむゲームなので、自由度は低い。
詰め将棋のようなプレイが必要なので、
そこらへんが楽しめない人には向かないと思われる。
・・・とにかく難しいみたいですね。
印象に残っているシーンは?
それぞれのファンに印象深いシーンを伺いました。
前作「聖戦の系譜」のスピンオフ作品ということと、
ローソンのロッピーで書き換え可能なロムでの発売ということで、苦労しながらも何とか手に入れたが、書き込みが甘かったのかセーブデータが消えまくる地獄のような環境でプレイしていた。
初めてプレイした時に回復する杖が失敗してしまいやられてリセット。体格良いメンバーで敵の武器を奪う追い剥ぎばかりしていた。
とにかく難しいです。なんどもクイックコンティニューをする中で、攻略の糸口が見えたときには感動もしました。使用制限のある武器、魔法を駆使して勝利を目指す緊張感も良かったです。
敵が強すぎて、ストーリーが進まなくなり、どうしようと考えさせられました。一回データ消して、やり直ししたりもしました。トラキアはファイアーエムブレム随一の難しいのがゲームだと言えます。
真面目にロッピーの『ニンテンドウパワー書き換え用ソフト』で購入した後、半年以後に家電量販店で『パッケージ版』を購入。当に『パッケージ版』は観賞用で、一度たりとも箱を開けられる事は無かった・・・。
そのゲームが好きな人に併せてオススメな作品
1.幻想水滸伝2
ストーリーと音楽がとても良い。グラフィックは多少古く感じるかもしれないが古さを感じさせないストーリーだと思います。
2.伝説のオウガバトル
同じく戦略シュミレーションゲームだから”
3.サガシリーズ
個人的には、サガシリーズはオススメします。
4.ファイアーエムブレムヒーローズ
スマホゲー展開に抵抗がないなら『ファイアーエムブレムヒーローズ』。サービス開始から4年位経ってしまっているので、ガッツリ上位を狙うのは難しいと思いますが、4年経ったおかげで『トラキア』キャラも出揃ってきています。人と順位を争うコンテンツや、高難易度過ぎるマップを無視出来る性格ならオススメ。
5.スーパーロボット大戦シリーズ
ゲーム性自体は似ているのでとっつきやすいが、
中身は独自性が高いので別物として楽しめる。
「ファイアーエムブレム トラキア776」の続編・リメイク情報
続いてリメイク情報です。
リメイク作品
結論を言うと残念ながら有りません。
続編ではありませんが、風花雪月があります。
『ファイアーエムブレム』シリーズなので、シリーズ展開は豊富ですが『主人公・リーフ』を軸に言えば、『聖戦の系譜』『FE覚醒(追加マップ)』『ファイアーエムブレムヒーローズ』位です。(ヒーローズには主人公ら数名が参戦)
『トラキア776』自体はバーチャルコンソールなどでのダウンロードのみで、本格的なリメイク作品は出ていないと記憶しています。
スーファミ版↓
関連作品ありますか?
FEシリーズ全般
関連作品としてはFEシリーズ全般がそうですが、特に『ファイアーエムブレムヒーローズ』(スマホゲーム)がトラキラ作品のキャラが登場しておりオススメ。
>>ファイアーエンブレム(FE)シリーズの一覧と新作リメイク情報まとめ!手強いアドベンチャーは続く
リメイクで改善して欲しい点
もし今後リメイクがあるとしたら所望する点ありますか?
フルボイスで会話して欲しい
特にはありません。
UI関係を快適化さえしてくれれば、システム・シナリオは変にいじらない方が良いのではないか、と。難易度を下げるなら、オリジナル仕様版とイージ仕様版(現代風)に分けるか。何だかんだ言って、良くも悪くも「トラキア776=今では有り得ないくらい難しい」というのが古くからのファンの想い&アイデンティティだと思うので。単なるヌルゲーになるのは嫌かな。
ぜひプレイしてみましょう!
ではまた。良いゲーマーズライフを!
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