本記事ではモンスターを走らせるという育成RPGゲーム「もんすたあレース」について解説をしていきます。
特にGB版とPS版の違いなどを主に見ていきます。
「もんすたあレース(GB版、PS版)」とは?
「もんすたあレース(PS版)」はGBで人気を博した「もんすたあレース」と「もんすたあレース おかわり」の2つのストーリーを盛り込んでリメイクされたPSソフト。
もんすたあレースとは手持ちのモンスター同士をレースさせ、勝敗を決める遊び(競技)のようなゲームシステムです。
野良モンスターや草レーサーと勝負しながらモンスターのレベルを上げ、複数の町で開催される公式大会を制覇することでエンディングに進む、ポケモンをリスペクトしたようなゲームです。
もんすたあレースの概要や基本的な説明はこちらの記事で紹介しています。
【リメイク情報あり】「もんすたあ★レース」の思い出。速い者が偉い、小学生の価値観に寄り添った作品
もんすたあレースは初代「もんすたあレース」が1998年3月に販売され、その後、続編の「もんすたあレース おかわり」が発売されました。
おかわりは初代のライバルであるバッチ少年の主人公として設定されており、初代主人公のレニーがライバルとして登場します。
- もんすたあレース初代 :主人公レニー(以下レニー編)
- もんすたあレースおかわり :主人公バッチ(以下バッチ編)
この2作品はGBとして発売されましたが、これらが人気だったようで、おかわり発売から2ヶ月後の1998年12月になんとPS版で発売されたのです。
もんすたあレース初代
もんすたあレースおかわり
もんすたあレース(PS)
その他のリメイク情報は以下の記事をどうぞ。
【リメイク情報あり】「もんすたあ★レース」の思い出。速い者が偉い、小学生の価値観に寄り添った作品
モンスターレースGB版とPS版の違いを解説
GB版とPS版ではいくつか違いがあります。
ストーリーが両方楽しめる(PS版)
一番大きな違いはPS版は初代(レニー編)とおかわり(バッチ編)の2ストーリー両方が楽しめること。
ゲームを始めるとレニー編が始まります。
レニーで全ての公式大会で優勝してエンディングに進み「これで終わりか・・・」と思うのもつかの間、すぐにバッチ編が改めて始まります。
A:初代編(レニー)で最後の大会で優勝すると、急にバッチ編が始まります。バッチ編を進めると、最後の町でレニーと入れ替われるようになります。この時のレニーはエンディング後の設定(全大会で優勝した)です。
レニーとバッチは同年代の少年ですが、もんすたあレースにかける想いや性格に違いがあり、これによりストーリー性も変化が生まれます。
GB版ではどちらかのストーリーしか楽しめないため、PS版で両方のストーリーが連続で楽しめるともんすたあレースの世界観に没入できます。
グラフィックが綺麗
またPS版はグラフィックがめちゃくちゃキレイです。
レース画面だけでなくもんすたあのグラフィックや町の背景なども格段にキレイで見やすくなり、ゲームの進行も劇的にスムーズです。
隠しエリアがある
最後に、PS版にはGB版にはない隠しエリアが存在します。
それはレニー編とバッチ編で一定の条件を満たすと行けるようになるツワモノレーサーが集う場所や、ハイレベルなレアもんすたあばかりが登場する捕獲エリアなど。
どこにあるかは自分で見つけてほしいですが、これはPS版でしか楽しめないので、もんすたあレースファンにはたまりません。
難易度はPS版の方が優しい
基本的なストーリーはGB版とPS版で共通ですが、難易度に関してはPS版の方が優しいです。
理由は複数ありますが、簡単に言うと早い段階で強い(早い)モンスターを手に入れることができるからです。
具体的には、
・ツバサ
・ギラトプス
・カリュドス
これらはガチパーティーに入れてました。
もんすたあレース(PS版)の思い出!三部構成で解説
そんな私のもんすたあレースの思い出を語らせてください。
出会いと別れ
私がもんすたあレースに出会ったのは小学校3~4年生の時。友人のA君が初代もんすたあレース(GB)を持っていて、貸してもらったら激ハマリ。すぐ親におねだりして「もんすたあレースおかわり」を買ってもらいました。
初代とおかわりのゲームシステムはほぼ一緒ですが、登場するもんすたあやストーリーに若干の違いがあり、小学生の私は親の目を盗んでやりまくりました。
もんすたあの特性や特技などを細かく調べ(当時はネット等なかったので本や口コミ)、ひたすらレベル上げに明け暮れてました。
習い事に行く途中に歩きながらやっていて、自転車に轢かれそうになったことを今でも覚えています。
私がおかわりを買うとA君も初代のデータをリセットして一緒に最初からやり直し、毎日のように通信対戦して遊んだ記憶が懐かしいです。
でも、私がおかわりを買ってから1ヶ月後A君の突然の転校。
両親の仕事の都合のようですが、唯一のもんすたあレース仲間がいなくなることは寂しく、もんすたあレース熱が冷めていったのを覚えています。
再会
それから半年くらいおかわり(GB版)はやっていなかったのですが、ある時ゲームショップのPSソフトコーナーを見ていると、もんすたあレースがPSソフトで発売されていることを発見。
なけなしのお年玉を使って速攻買いました。PS版をやってみるとGB版とは見た目(グラフィック)が違い、すごい最新のゲームに感じました。
もちろんゲームシステムは変わっていませんが、やり込み要素は増しており衝撃を受けたのを覚えています。
しかも、PS版は通信やモンスター交換ができない反面、単独プレイでも全モンスターがコンプリートできる仕様なので、もちろんコンプに全力を注ぎました。
しかし、まだ無知でバカな小学生だったのでコンプは達成できず、諦めたのを記憶しています。
再燃、そしてコンプ
それから数年後、中学生3年生になり部活を引退し受験も無事に合格。
そんな暇な日を送っている中、久しぶりにPS版のもんすたあレースを押し入れから発掘。
やってみると一度クリアしていてもやっぱりめちゃくちゃ面白く再熱。しかも、中学生になり裏技や隠しエリアの情報を調べることもでき、待望の隠しエリアに行くこと、そしてコンプも達成しました。
もんすたあレース(PS版)のまとめ
もんすたあレース(PS版)はGB版とゲームシステムは同じですが、グラフィックややり込み要素はもはや別のゲームくらい違います。
そんな感じです、ではまた。良いゲーマーズライフを!
リメイク情報など↓
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PS版↓
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