小学生のときに「けしピン」をプレイした人も多いのではないかと思います。
今の子はそういうレトロな遊びをするのかはやや不明で、もしかしたら「けしピン」が、今では竹トンボくらいの伝統工芸になっている可能性もありますが、当時の自分にとっては確かに青春をかけるに値するゲームの一つでした。
さらにゲーム性を高めるために、けしピン⇒定規ピン(ジョウピン)⇒金ピンをバージョンアップし、小学校の卒業旅行(?)的なので行ったディズニーランドでも、私たちは消しピンをプレイしていました。
今日はそんな感じのけしピンの話を紹介していきます。
Switchで発売あり↓
けしピンとは何か?あなたの文房具とのシンクロ率を測るエリートなゲーム
まずはけしピンを知らない人もいるかと思いますので、簡単にゲームの概要を紹介します。
けしピンというのは一言で言うと、消しゴムを用いたスマブラみたいなゲームです。
もうちょい具体的に言うと、ターン制で消しゴムを動かし、相手の消しゴムを卓外に落とせば勝ちというシンプルなルールとなっています。
で、この消しゴムの動かし方はデコピンで、デコピンにより消しゴムを動かすため、「けしピン」と呼ばれています。
このゲームですが、文房具と机さえあればどこでも楽しめて、かつ技術と戦略を必要とする以外に高度な遊びだったため、割と自身のエリート度が試されます。
大人がやっても面白いのでおすすめ!
けしピン消しゴムの選び方。滑りの良い攻撃型か、摩擦係数の高い守備型か
続いてはまずはマシンの選び方ですが、実は戦型があります。
- スリーブ付きの大型消しゴム:攻撃タイプ
- スリーブを外した大型消しゴム:防御タイプ
- 小型消しゴム:回避タイプ
こんなイメージ!
基本的には大きくて重たい消しゴムが強いですが、逆に小さい消しゴムで角を陣取り、相手の自滅を狙う戦型とかもあります。
あと大きい消しゴムの中でもスリーブを付けて滑りをよくするとコントロールしやすくなるものの相手の攻撃を受けやすくなり、スリーブを外して摩擦を上げると、相手の攻撃を耐えやすくなりますが、コントロールは難しくなります。
そんな感じの戦型への理解が重要で、自分のマシンの特徴にあった戦い方が重要となります。
戦型別!けしピンのポイント!中央を陣取るかコーナーで守るか
続いてはこのけしピンのポイントを解説していきます。
けしピンにおける主なポイントは以下の通り。
- アタックポジション:適度に離れている
- ガードポジション:めっちゃ接近するか、めっちゃ離れる
ビリヤードのように、相手がアタックしづらいポジションをキープしていくことが重要になります。
けしピンの場合、ガードポジションは近すぎるか遠すぎるポジションです。
というのもマシン同士が近すぎると割と攻撃がしづらいんです。なぜかというと、一緒にじぶんの消しゴムも落ちやすいため。
逆に距離が離れすぎていても相手のマシンを的確にスナイプすることが難しく、これも安全。
で、そのどちらでもない中間位置が危険な状態となります。
なので中間ポジションをとらないように相手をはじいていく必要ありです。
けしピンをさらに楽しむ拡張ルールのおすすめまとめ
最後にけしピンをさらに楽しむために私たちが開発したルールとか遊び方を紹介していきます。
筆箱あり
まずは障害物を加えたステージです。
けしピンは全員の技量がある程度上がってくると、障害物なしではほぼ一撃で仕留められてしまうようになります。
なのでその段階になったら中央に筆箱を置くなどして、一撃でのスナイプができないようにすると楽しいです。
教卓
教卓はいわばスマブラDXでいう終点。広大なスペースと障害物のないステージ構成で実力の出やすいステージです。
障害物なしでもコートが広いため、ロングパットのアタックを仕掛ける場面も多く、技術力が問われます。
金ピン
けしピンは消しゴムというマシンの性能に大きく左右されます。なので、消しゴムを新たに導入しやすい家庭の子供が有利であるという不平等さがありました。
この点を解消した新ゲームが金ピンで、これはどうするのかというと、消しゴムの代わりに硬貨を用いて戦うというルールです。
主に使うのは1円と10円で、この3つは戦力的にもちょうど1:3くらいの感じなのでどちらをどこに置くかで戦略性が高まります。
軽い1円で特攻するか、重たい10円で確実に勝ちに行くか・・・?
磁石ピン
小学校の教室って、なぜか円錐型のカラフルマグネットが置いてあったりしませんでしたか?
あれを使ってけしピンを楽しむのもまた乙なものです。
なぜかというと、磁力という要素が加わり、かなり難しくなるため。
S極とN極を自在に操り、反発と引力を駆使したトリッキーアタックが必要となります。
ちなみに、磁力でくっついて団子になって転がり落ちるバグもあり、ハプニング性も高いです。
VRゲームの発達で消しピンのリバイバルはあるか?
ちなみにこの消しピンですが、意外にもゲーム化はされていません。
多分指先の微妙な感覚を再現できないからではないかと考えられます。
しかしここでVRですよ!
今研究が進められているVRゲームが発達して触覚を再現できた暁には、VRゲーム「消しピンオンライン」が登場してもおかしくはない。
という未来を待っている。
P.S.Switchでも発売されていました!
リアルスマブラのけしピンを楽しんでいこう!
という感じがけしピンでした。
けしピンが流行った背景として、スマブラに近いルールであったという点もあるかなと思います。コート外に相手を落とすバトルロワイアル!
割とよくできたゲームだと思うので、ぜひ機会があればプレイしてみてください!
ではまた。よいけしピンライフを!
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