こんな声が外から聞こえてきたという人も多いのではないでしょうか。
これは子供たちが「ポコペン」という遊びをしていると聞こえてくる声です。
今も流行っているのかは不明なんですが、自分が小学生くらいの頃がときどきやっていました。
今日はそんなポコペンのルールと戦術を紹介していきます。
ポコペンとは?チキンレースからの缶蹴りな遊びです。
まずはポコペンのルールを解説します。
ポコペンは大きく2部構成に分かれています。
- 1.鬼をみんなで突っついて最後に突っついた人を当てるハンカチ落とし的なチキンレース
- 2.鬼が最後につっついた人を外した場合、缶蹴り風のフィールドゲームに移行
こんなゲームです。
もう少し詳しく解説します。
1.チキンレース
まずはファーストステップであるチキンレースです。
これは木とか電信柱とかゴミコンテナとか、あらかじめ決めたスポットで後ろを向いた鬼に対して、その他のプレイヤー(子)が背中をつっつきます。
掛け声としては冒頭の、「ぽこぺんぽこぺんだーれが最後につっついた、ポコペン!」
というまでがメロディで、このワンフレーズが終わったら親は振り向いて、最後に突っついたであろう人を当てます。
これが当たれば鬼がチェンジとなり、もう一回このチキンレースがスタートし、もし外した場合はステップ2へ移行します。
2.缶蹴り
続いては鬼が外したときに移行するセカンドステージです。
ここでは主に缶蹴りのようなルールとなり、ここでのやり方は以下の通り。
1.鬼は再び後ろを向き、決められた数を数える
2.「もーいーかい?」と聞く
3.「まーだだよ」の声が聞こえなければ鬼は始動
※聞こえたらもう10くらい数えて再度聞く
4.鬼は子の姿を見つけたら「〇〇みっけポコペン」といいながら所定の位置(最初にいた木など)にタッチする。
⇒これをされた子は捕虜となり、木にタッチした状態でつながれる
一方の子は、鬼に「〇〇みっけポコペン」をされるより早く、木にタッチしてポコペンと言えば勝ちとなる。
・・・まあだいたい缶蹴りですね。鬼が全員を捕虜にするか、子にポコペンされたら終了で再びステップ1に戻る。
こんな感じのゲームです。
ポコペンの戦術!鬼を誤解させることが重要
ではここからはポコペンの戦術について紹介します。
ポコペンにおいては、鬼は常に「誰がそれをしたか」というバイネームでの把握が必要となります。
なので、子の戦術としてはこの親のバイネームでの認識をずらす戦術が有効で、具体的にはこんな感じ。
- ツッツキ時・・・自分のいない方向からつつく(腕を回り込ます)
- 缶蹴り時・・・服を交換したり声を変えたりする
あとは、自分の地域ではゴミコンテナの近くでやっていたので、ゴミ収集車の裏に隠れてチェックポイントまで移動するみたいなギミックを使った技もありました。
※なお、ゴミ収集車のおじさんに注意を受けたものは一発で鬼交換となるルール。
鬼側としては、誰だか分からない人影を見つけたときに深追いしないのがコツで、チェックポイントから離れすぎると別のエリアから子が出てくるので大まかな場所だけ把握して、自分の足の速さとの兼ね合いで離れられる範囲をキープするのがポイントです。
ポコペンはボール不要でどこでもできる遊び!
という感じがポコペンのルールと戦術でした。
ポコペンはボールなどのアイテムがない状態でも、最悪、木と隠れるポイントさえあればどこでもできる遊びです。
地形が変わると戦術も変わるという面白さもあるゲームなので、ぜひ試してみてください。
推奨人数は5人以上。8人を超す場合は鬼を2人とかにするのがオススメです。
ではまた、よいお外遊びライフを!
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