本記事では、パラッパラッパーについて、思い出と続編、リメイク情報を語ってもらいました。
最新作はPS4↓
パラッパラッパーってどんなゲーム?ラップ音ゲー

パラッパラッパーとは、流れる音楽に合わせてタイミングよくボタンを押す「音楽(リズム)ゲーム」です。
大きなニット帽をかぶった『パラッパ』という可愛らしい犬のキャラクターが主人公。
プレイヤーはこのパラッパを動かし、画面に表示されるボタンをタイミングよく押して、対戦相手より『クール』なラップを行い勝利するのが目的となります。
「ラップでバトル」
と聞くと、なんとなく見た目ちょっと怖い人が、激しく声を出しあうイメージがある人もいるかもしれません。
ですがパラッパラッパーはその真逆。とても可愛らしいキャラクターがコミカルに掛け合う、独特の世界観が当時話題になりました。
第1作は1996年 パラッパラッパー (PS)↓
シンプルだけど面白い
パラッパラッパーは「タイミングにあわせてボタンを押す」という単純なゲームです。
流れる音楽に合わせてボタンを押すと、その音楽に自分が音を加えることができる。
この単純なアクションが、まるで「自分も音楽を作っている、演奏している一員」であるかのように感じられて面白かったのです。
この画期的な発想は、のちに
・ビートマニア
・ポップンミュージック
・太鼓の達人
などに引き継がれ、『音楽ゲーム』なるジャンルが確立されることになります。
普段ゲームをやらない人たちにも好まれた
パラッパラッパーは全部で6ステージ。
慣れれば1時間もかからずにクリアできます。
やり込み要素が少なく、やや物足りなさを感じもしました。
しかし、この「とっつきやすさ」が、普段ゲームをやらない人たちに「ゲームをプレイする」きっかけを与えました。
さらに、
・POPで可愛いらしい
・誰でもプレイできるハードルの低さ
・斬新かつ完成度の高いゲーム性
これらが相まって、多くのユーザーを獲得し、世界70か国以上でリリースされるほどの人気作となりました。
パラッパラッパーの魅力と思い出

パラッパラッパーが発売されたのは1996年。国内で148万本を出荷する大ヒットゲームとなりました。
25年以上も前のゲームですが、キャラクターデザインや世界観など、いま見ても古臭さを感じさせません。
発売された当時、私の周りがどんな反応だったのか?どのような点が面白かったのか?
当時を振り返りつつ解説していきます。
なんだか変なゲームが出たぞと盛り上がった
パラッパラッパーが出た当時は、「HipHop」や「ラップ」は、一部の音楽好きにしか馴染みのないものでした。
いわゆる「イケてない」若者だった私やゲーム友達は、パラッパラッパーをなんだか変なキャラクターが面白い掛け合いをするゲームだと捉えて楽しんでいました。
アドリブを入れなくてはならない難しさ
パラッパラッパーは今の音楽ゲームと違って、指示通りにこなせば良いというものではなく、音楽に合わせて
アドリブ
を入れていく必要があります。
アドリブがないと高い評価が得られず、クリアのハードルが上がるというシステムなのです。
カッコいいアドリブを入れまくると、「COOLモード」というボーナス面のような状態になるのですが、ボタンの指示が消えてしまいます。
つまり、全部「アドリブ」でやらないといけないのですが、音楽のことは良く分からなかった私と友人は、とにかくボタンを連打しまくってクリアしようとしたり、半ばネタ合戦のような感じで盛り上がりました。
独創的なキャラクターたち
パラッパラッパーは
・フルーツ道場で空手を教えている 「タマネギ先生」
・自動車教習所の教官 「ムースリーニ先生」
・ジャマイカ出身の「カエル先生」
・料理番組の講師「ニワトリ先生」
と、変なキャラクターがたくさん出てくるのですが、最初のステージで出てくる「タマネギ先生」のキャラがとくに際立っています。
英語で喋っているんですが、妙になまっていて、何度も聞きたくなる魅力がありました。
実際、友人とはこのタマネギ先生のステージでばかり遊んでいて、ステージ開始時の
「ハイ~~~~ アタタタタタタッ」
を真似しながらプレイしていました。
(私の中では)世間の見方を変えたゲーム
私は1983年にファミコンが登場したときから、大人になるまでずっとゲームが好きでした。
今でこそ、20歳そこそこの女の子が「ゲームが好き」と公言しても違和感を感じませんが、1990年代前半までは、「ゲームが好き」というのはどちらかというと隠しておいた方が良い趣味という感じでした。
ゲームの進化と共にプレイ人口も増え、「ゲームで遊ぶ」というのが当たり前になりつつあったときに、このパラッパラッパーが登場。
それまでゲームというのはなんとなく「ヲタクが好むもの」という見方をされていましたが、その空気が少し変わりました。
なぜなら、パラッパラッパーは『オシャレで、先鋭的』だったからです。
そしてシンプルなゲーム性ゆえに、誰でも遊ぶことができたのです。
実際、私の周りの「えー ゲームとか全然興味ないんだけど」と言っていた女の子たちも、パラッパラッパーは喜んでプレイしていました。
ずっとゲームで遊んできた人間としては、パラッパラッパー以前と以降で、世間のゲームに対する見方がかなり変わったと思っています。
しかしながら、『ゲームの歴史』や『過去の名作ゲーム』が語られる際にパラッパラッパーがほとんど採り上げられないのが、個人的にとても残念に思っています。
パラッパラッパーのシリーズ続編とリメイク情報
パラッパラッパーの続編やリメイク作品などは以下の通り。
No | タイトル | 発売 | ハード |
---|---|---|---|
1 | パラッパラッパー | 1996 | PS |
2 | ウンジャマ・ラミー | 1999 | PS |
3 | ウンジャマ・ラミー NOW!! | 1999 | アーケード |
4 | パラッパラッパー2 | 2001 | PS2 |
1′ | パラッパラッパー(リメイク) | 2006 | PSP |
1′ | パラッパラッパー(リメイク) | 2017 | PS4 |
続編の「ウンジャマ・ラミー」はラップではなく、ギターの演奏がメインのゲーム。続く「パラッパラッパー2」ともに、初代パラッパラッパーほどのヒットは飛ばせませんでした。
(のちにプロミュージシャンになった、バイト先のギター弾きはウンジャマ・ラミーを神ゲーと言ってましたが)
初めて遊ぶ人も、もう一度遊びたい方も、いま買うならPS4のHDリメイク版がおすすめ。
当時リアルタイムでプレイしていた人は、お子さんもいらっしゃる方が多いでしょうし、子供たちと一緒に遊ぶと盛り上がるかもしれませんね。
終わり。
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