1990年代の中ごろから後半にかけての時期は、ポケモン、たまごっち、デジモンなどが流行っており育成ブームでした。
そのため当時の携帯ハードであったゲームボーイでは、ポケモンをはじめ、育成ゲームが数多く発売されています。
今日は、ゲームボーイで発売された育成ゲームのオススメを紹介していきたいと思います。
圧倒的王道!ポケモンシリーズ
まずは言わずと知れたポケットモンスター、通称ポケモンです。
育成ゲームのブームのきっかけになった作品で、ゲームボーイでは初代ポケモンの赤、緑、青、そしてピカチュウ版、また2代目となる金、銀が発売されています。
当時のポケモンはいまほどシステムが確立されておらず、特性や持ち物の概念もないので、純粋に種族で育てるゲームでした。
また、これ自分はいまだに理由がよくわからないのですが、初代のポケモンだとでんき、ひこうタイプのサンダーがでんきタイプ技の電気ショックを受けるとなぜか「こうかばつぐん」だったりと、ローカルルール的な概念もあった記憶もあります。
育成の面でいうと、努力値の概念は当初より合ったみたいですが、当時はそんなに今ほど激選は一般的ではなくて、ガチ勢の人が同じポケモンを30匹とか捕まえたりしていると「あいつはアタマがおかしい・・・」みたいな目で見られていた時代でもありました。
ただ、レベルを100にする裏技(どうぐの7つ目でセレクトをおしてバトルで技を選ぶ)があって、それを使ったポケモンは、普通に育てたポケモンよりも強くはならないというような体感はあったりもして、それが努力値であると知るのはのちの話ですが「ああ、そういえば」みたいな感もあったり。
まあ、何はともあれ、ゲームボーイでの育成ゲームというと、まずオススメなのはこのポケモンシリーズです。
3DSでリメイクされており、ダウンロードでプレイ可能!
マイナーだけど面白い!もんすたあ★レース
続いてはけっこうマイナーなゲームなのですが、隠れファンの多い育成ゲームとしての「もんすたあ★レース」です。
このゲームでは、基本的にはポケモンなどと同じくモンスターを捕まえて、育てるゲームですが、異なる点はバトルがレースであるという点。
「足の速いものが偉い」という小学生に受け入れられやすい世界観が特徴で、野生のモンスターとのレースに勝つと仲間にできたり、トレーナーとのレースをしたりという斬新なスタイルとなっています。
このレースがけっこう戦略性が高くて、モンスターごとに得意地形と苦手地形があったり、特技で相手を妨害したりとか、スタミナ切れもあるのでどこでモンスターを交換するか、などがアツいです。
確か、シリーズとしていくつかはタイトルが出ていたかと思いますが、内容のレベルの高さのわりに知名度が低い不遇の作品でもあります。
配合で強くなれ!ドラゴンクエストモンスターズ
続いては、ドラクエシリーズの育成ゲーム「ドラゴンクエストモンスターズ」です。
本編のドラクエは基本的には主人公は決まっていて、モンスターは倒すモノという感じの役回りですが、このドラゴンクエストモンスターズシリーズでは、主人公はモンスター使いでありモンスターを仲間にしてモンスターを使って戦います。
仲間にする方法も独特で、仲間になりたくなるように「しもふり肉」などのアイテムを上げつつ、さらに相手を倒して格付けをするというやり方。
倒さずにモンスターボールを投げるポケモンとは違って、飴とムチで勢力を拡大していきます。
同でもいい話ですが、「仲間にしてほしそうにこちらを見ている」という表現はこのゲームが元ネタです。
また、配合という概念もあって、配合を繰り返していくことでレアモンスターを創ったり、レベルの上限を上げたり、欲しいじゅもんを引き継がせたりする点も特徴で、如何に計画的に配合素材のモンスター集めるか、が小学生にはわりと難しいゲームでもあります。
通信対戦は、1vs1の戦いを繰り返すポケモンとは異なり、手持ちのモンスター3体ずつが一気に戦場にあがるので、読み合いがけっこう難しいです。
最終的にはどこでマダンテを仕掛けてくるか、みたいな戦いになります(笑)
シリーズとしては、第1作の『テリーのワンダーランド』、第2作の『マルタのふしぎな鍵』までがゲームボーイで、その後はアドバンスやDS,3DSと続いています。
ちなみに第1作と第2作は微妙に互換性があり、2から1へ1にはいない新しいモンスターを送ると、1にいる似たモンスターに勝手に変換されるので注意!
テリーのワンダーランド、マルタの不思議な鍵は3DSでもリメイクされています。
終わりに
ここまでゲームボーイで遊べるオススメの育成ゲームを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
基本的に名作はリメイクされているので、ただプレイするのであれば、リメイク版を買う方がいいかなと思います。(ゲームボーイのソフトだとたまにセーブが消えるやつとかもあるので)
育成ゲームは一人で楽しむのもよいし、友人と楽しむのもよしです。
ぜひ、育成力を身に着けるためにプレイしてみてはいかがでしょうか。
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