テイルズシリーズ1のクソゲーと名高い「テイルズオブザテンペスト」について振り返っていきます。
シリーズ唯一と言っていいくらいリメイクがされていない作品としても有名です。
リメイクはなしなのでDSで遊びましょう↓
>>テイルズシリーズの一覧+新作・リメイク情報とおすすめまとめ
テイルズオブザテンペストとは?シリーズ初のDS作品
まずは概要です。
タイトル | 発売 | ハード |
---|---|---|
テイルズオブザテンペスト | 2006年 | DS |
ストーリーとしては、半人半獣になれる「レイモーンの民」が迫害される世界観です。
村にやってきた役人によりレイモーンの民である父親が捕らえられ、助け出すために旅に出て、その中で世界の秘密に迫る・・というテイルズシリーズではよくある展開。
戦闘は3本のラインがある新しいスタイルで、上下にも攻撃ができるのが特徴。
ただそれによりコーナーに追い詰めて周りを囲むと相手は動けなくなるなど作りが雑。
テイルズオブザテンペストの評価!とにかく未完成だった
続いては思い出と評価です。
- 10時間で終わるストーリーの短さ
- プレイ時間の半分は歩き
- 敵側の理由(動機付け)が雑
- 囲んで殴れば大体勝てる
ダメなところの大きいやつで言うとこんな感じです。
それぞれ簡単に見ていきます。
10時間で終わるストーリーの短さ
まず驚きなのはストーリーの短さです。
テイルズシリーズは大体けっこうストーリーが長くて、最初の目的を果たすまでの第一部で20時間、その後の世界を救うための物語(第二部)で30時間みたいな大作も多いです。
しかし本作は異例の短さで初見で10時間弱でエンディングとなりました。
これはコンパクト化したテイルズと言う試みだったとあとで知ったのですが、普段通りを期待していた層からは「え?」という声が上がりました。
プレイ時間の半分は歩き
で、ただ短いだけならまだしもさらにアレなのが、プレイ時間の半分近くがマップ移動になると言う点です。
ストーリーの短さの割にマップが広く、敵のエンカウントなどもあるので大体の時間は歩いている感じになります。
本来の旅はそういうものと言われれば逆にリアル志向なのかもですが、遠足かよ!って思いました。
敵側の理由(動機付け)が雑
あとストーリー面も雑な印象がありました。
別世界からの刺客みたいなのが黒幕なんですが、こいつらが人間の王を傀儡とできた理由が死者を蘇らせる!みたいなやつ。
でも特にこのバックボーンみたいなのはなくて、ただ口先で言ってるだけ(全然関係ない自国の民を召喚したくらい)でなんか全然共感できぬ・・・!
となったのも印象的でした。
囲んで殴れば大体勝てる
あとは戦闘システムもいまいちでした。
テイルズシリーズは大きく
- 自分と敵とのラインをそれぞれ結ぶ3D方式
- 全員が同じラインに並ぶ2D方式
があります。
本作はその間のような感じで3本の線があって上下移動ができるスタイル(さらに上下攻撃も可能)だったのですが、これがバグってました。
というのは敵のボスは大抵1〜2体、対してこちらは3人以上なので、ボスをコーナーに追い詰めて上、横みたいな感じで囲むと、相手はほぼ動けなくなるんです。
たまーに上か横のどちらかが攻撃を受けますが、その間にもう一方から攻撃してのけぞらせることができるため、無限にボコって終わりとなります。
エンディング後のダンジョンだけ深い
という感じであんまり良いなと思う点がなかったのですが、1つだけ良い点をあげるとエンディング後の裏ダンジョンだけ難易度が高いです。
でもそういうのって本編がきっちり長かった後にあるからこそのやりがいだと思ってて、本編10時間で裏ダンジョンめっちゃむずいと、いやいやって思って投げて終わりました。
テイルズオブザテンペストのリメイク情報
そんな感じのテイルズオブザテンペストのリメイク情報を最後に述べます。
リメイクはありません。
以上よろしくお願いします。
原作↓
※強いて言えばキャラはなりきりダンジョン系ので移植されてるので、それがリメイクと言えなくもないです。
シリーズファンは一応プレイしておくと良いんじゃないかと思います。
ではまた。良いゲーマーズライフを!
漫画でストーリーだけ読むのもあり↓
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